夢の中で
上田 由紀
夢の中で
あなたの夢を見た
遠い日のあなたの笑顔と重なった
懐かしくて
懐かしくて
幸せを噛み締めてた
夢よ、覚めないで
もっと、あなたを見ていたいから
夢が現実で
現実が夢ならいいのに
悲しくなるほど
泣きたくなるほど
愛し愛された記憶が蘇る
わがまま言って
あなたを困らせたこともあった
恋は私に何度も試練を与え
恋を辞めたくなったのも
数えきれないほどだった
でも、あなたから離れられなかった
夢よ、覚めないで
もっと、あなたを見ていたいから
次第に、あなたが笑みを湛えたまま
遠ざかって行く
行かないで
私の傍にいて
未だにあなたが好き
愛してるの
ねぇ、行かないで
もう、夢でさえ会えなかったら
どうしたらいいの?
夢の中で 上田 由紀 @1976blue
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます