第11話 家庭教師が来た ②

刹那「・・中学生でも、オヤツの金額に設定がされるのですか?」

祐介「そこは社会見学で向かった先だから、オヤツ時間を設けた所に無理があるんだ。だけど郊外の公園と言う場所なら迷惑は及ばないのと、体調管理に必要な水分補給を考えたオマケのオヤツだと説明がされたよ」

刹那「それなら必要な物として理解が出来そうですね。まだまだ熱中症とかに合われる方もいらっしゃいますから」


祐介「つまりそれでの困り事は、生徒が体調を壊すと漏れなく怒れる家族が着いてくるからだ。そこはお腹を空かせたくらいでは、つまらない過保護には向かわないと思うよ」

刹那「300円ですか。その予算でそれなり物は結構難しいですよね?」

祐介「300円分を食べたらいいって母さんが言ってたよ。それなら同じ物で我慢をしなくても済むから、大きなミスも失敗も防げそうでしょ?大袋しかないとか残念な菓子も少なくないからね」


刹那「それを推奨され御両親様は、学校事の小事など聞く耳なしなのでしょうか?」

祐介「むしろ笑止千万だったのかも知れない。我屋にあるオヤツはどれも買えないだろうな」

結愛「ど~ん!・・ジャンクフードを食べる計画でしょうか?」

祐介「駄菓子には違いないけど、一瞬で呼吸を止めようと飛んでくるのは止めなさい。食品添加物は長く患わせる化学兵器なんだよ」


刹那「私の国の食べ物は、自然食品が多くありますね」

祐介「その発育過多はそこからだったのか。こっちの発育が損なわれるから、上から胸で抑え込むのは止めて」

結愛「私の思春期の促進も、今は間にあってるから」

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