第8話 友情出演 ①
誠「祐介はさあ、親友とかいないよな?妹以外で」
祐介「何故うちの妹がその枠の中に含まれたのかは良く解らないが、お前は親友だと思っていたけど」
誠「そこはオレ的に喜べる所なのかは微妙な訳だよ。その中から選ばれたのであれば納得出来るけど、そこが唯一の友達であり親友なら、仕方なっしっしーのイブちゃんだからな」
祐介「世界で二人しかいなくなっても子孫は残せないからな」
誠「・・彼女とかもいないよな?妹以外で」
祐介「うちの妹を彼女代わりにする事は永遠にないけど、そこでの近似値に扱うのは止めてくれ。それと勿論彼女さんは長期の遅刻中だ」
誠「居るような言い回しは見苦しいぞ。オレなんか少し距離を取る事にしたからな」
祐介「それは離れ過ぎじゃないか?誰との見当が付けれないから何の努力も結びはしないけど」
誠「そこは互いの心の安定の為に言わせて貰えばだ、家族や縁者に知人云々を数えたなら彼女と呼ばれる者はかなりの少数派さ。そこは無くても大きな痛手ではないぞ」
祐介「無くてと自供しちゃったぞ。モテ部所属じゃなかったのか?」
誠「それこそ女人を禁する部で間違いないな。そのモテ磁力は校内最大だと他者からの認知の方が高いけど、崇拝される当人が拒んでしまうのは傍迷惑・・影響がだな」
祐介「そこ!便乗出来ない逆恨みと便乗でしかお零れがって自白はかなり寂しくないか?そこは努力で結ぼうよ」
誠「出来るか!生徒が殆ど帰っていなくなるまで部活してて何の努力がある?授業の合間の休憩じゃあ自分の色ボケをアピールしちゃうじゃないか?色気づいてイジメに合う奴もいるしな。」
祐介「それでイジメになるのか?」
誠「成ってたらしいぞ。9月の途中から不登校に成った井川は、サッカー部の江口を何かに誘ったのがバレて女子からハブられたんだ。それからいつの間にか不登校になってたな」
祐介「それなら今の誠は困らなくて良いよな。女子から話し掛けられる事は無いからな」
誠「そっちでも困るよ」
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