精神障碍者の思い込み

トシキ障害者文人

第1話 精神障碍者の差別感情

精神障碍者の思い込みの一つに、「自分は差別されている。」と思う心があります。


思い込み…これは、自分がそう思っていると、本当に、そうなってしまう心と世の中の仕組みがあります。だから、例えば、つまらない仕事でも、面白いと考えてやっていると、本当に、面白く、楽しくなって、効率も実益も上がるものです。

ちなみに、僕は、文学とは違う肉体労働を長くやりましたが、楽しいと思うように努力したので、楽しかったし、会社も儲かったはずです。

しかし、逆に、ネガティブに思うと、数倍の打撃となって返ってきます。


精神障碍者が、「自分は差別されている。」と思うと、他人の些細な行動も、冷たく、そっけなく、あしらわれているようで、馬鹿にされているように感じてしまう。

そうなると、思った本人の行動も、ぎこちなく、何かと奇妙に、問題的なものになる。ますます、その本人の周りの人が、その人の奇行を見て、「おかしい。」と思うようになり、本当に、残酷かつ冷酷な差別感情を産む原因となるのです。


「自分でそう思わないこと。」これは、「他の楽しいこと」を考えるか、自分のやりたいことで、解消されると思います。音楽を聴くのはいかがですか?


ちなみに、健常者は障害者を見て、「認識」しているだけです。差別なんかしていません。優しく、いたわって、受け入れているだけです。違いを認めているだけです。あたかも、男性と女性が、違うということを認めるようにです。


むしろ、自分で、自分を受け入れる勇気を持ちたい。そして、「僕は、ここが苦手だから、人にこうしてほしい。」と言うことです。人は、その点、結構助けてくれるものです。優しいものです。


普通にしていることが一番いいと思います。


僕は、人間であると認められたいです。


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