『なろう系』Web小説のこのジャンルにおける現状と今後に関する、的確な創作論です。『だが人は、自分よりも下をみて安心する生き物だ』等、ドキリとするほど鋭くも淡々とした筆致で綴られていて、読みやすいです。作中で、なろう系小説を二郎系ラーメンにたとえて説明しているのが、個人的にはユニークで面白いと思いました。なぜ二郎系にたとえているのか、詳しく知りたい方はご一読ください。
現代のなろう問題を的確に捉えていて、例えも上手です!教科書を読んでいるような感じでしたが、そこらへんの教科書よりも断然に面白く、気がつけばもう最後。短編の中で伝えたいことがはっきりと書かれている。もっと多くの人に読んでもらいたいと思いました!
なるほど、ラノベが出て来て市民権を得た小説。 メディアワークス文庫などのシニアノベルと呼ばれていたモノたちがそこに当たるのでしょうね。 今ではライト文芸などとも呼ばれていますよね。 ほんと、大変に、興味深いお話でございました。 ここまで共感できるとは思いも、しませんでした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(109文字)
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