第4話
グッと顔を近付けられ、その整った顔で私を見下しては─…口角を上げて笑う。
昔から変わらない、私と彼の距離感。決して逆らうことなんてできない…唯一無二の絶対的存在。
「柊奈に主導権なんてあるはずないだろ。その前に…この俺を待たせるなんて、何様?あと一分で出ていくところだった」
「ご…めん、なさっ……んんぅ、」
謝罪の言葉を述べようとする私の唇を塞いだ彼は、キスをしたまま私の身体を横抱きで抱き上げそのままベッドへと移動する。
「んっ、ん……」
キスだけで……声が漏れてしまう私のことを、彼はいつも見下しては”淫乱”なんて言葉を投げかけて笑う。
それでも、もっともっとって。身体が彼を求めてしまうのは─…
もうずーっと前から私が彼、、
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