第6話

ほぼ全員揃っている教室に入り、自分の席を探し着席。



教室内の雰囲気がすごく新鮮。



顔ぶれも関わったことがない人だらけで、胸がうずうずする。



これはホントにきついかもしれない。



わたし一年間、やっていけるかな…。



「遥ちゃん!」


「え?!」



突然呼ばれたかと思うと、前の席の子が体ごとわたしの方に向けていた。



「川上遥ちゃん、超有名だよね!話してみたかったんだ!」


「え?わたしと?」



ていうかわたし、そんな有名なの?


思い当たる原因は一つしかないけれども。



「うん!わたし大橋つかさ!よろしくね!」



キラッキラの笑顔。



なんて屈託なく笑うんだろう。



改めて見るとめちゃくちゃ可愛いじゃないですか!



ふわふわで栗色のロングヘア。



ぱっちり二重に長い睫毛。



ミニスカートから覗く足は、色白でとても華奢。



なんて羨ましい。



「つかさちゃん、よろしくね!」


「前後の席なんて超ラッキー!わたしあんま成績良くないからさ、色々教えてね!」


「あ、ごめん。それは厳しいかな…」


「え、遥ちゃんも?」


「も、申し訳ない」


「じゃあ一緒に頑張ろ!」


「─うん!」

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