第5話

「遥!もう行かねーと遅刻するぞ!クラス発表見るのこれからだろ?」


「あっ!そっか!クラス替え!」



進級したんだもの!今回のクラスはどうなってんのかしら!



先輩のことが気になりつつも、時間がなくクラス発表を見に玄関脇へ。



時間も時間だった為、人はまばらでとても見やすい状況。



すぐさま自分の名前を見つけることができた。



──が。



「……うそ」


「おっ!今年もよろしくな!」


「え!?高谷くん一緒?!」


「お前どこ見てんだよー!俺らB組だろ!」


「あ、うん。B組…」


「紗耶香達と離れたからって、そんな落ち込むなって!」


「やっぱり?!やっぱりそうだよね?!」


「やっぱりも何も、紗耶香も美里も麻美もA組だろ?」


「だーよーねー……」



わたしだけ別のクラスって…。



どうしよう。ショックがでかすぎる。



同じクラスだった子はもちろんいるけど、皆それぞれ仲良い子と一緒…。



わたし、ぼっち決定かもしれない。



「大丈夫だって!俺が仲良くしてやるよ!」


「ん、いい」


「なんだとー?!」



騒ぐ高谷くんを背に、重い足取りで二年B組の教室へ向かう。



せっかく進級して喜んでいたのに、すでに憂鬱だわ…。

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