第3話
「え…」
大きな叫び声。
よく見ると、一人の女子がかわいそうなくらい綺麗にすっ転んでいた。
相当ど派手に転んだみたい。
まるで去年のわたしのよう。…って、一人っぽいな。
声かけよ…
「大丈夫?」
──え。
「…あ、ハイ。大…丈…夫……」
「そう。良かったね」
─先輩が、彼女に声をかけた。
優しい笑顔。
何もかも去年のわたしみたい…。
「うわ、彰先輩、やさしー!!」
「……」
「あの子、好きになっちゃうんじゃねぇ?俺なら即行惚れる!!」
「……」
「待って!!」
──。
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