第86話
私は幸坂先生の甘くて危険な毒を飲みすぎてしまって、少し欲張りすぎた。
「強いな、お前は。ありがと。」
強くなんてないですよ。
少しでも強く見られたくて、必死なだけです。
でも幸坂先生、そんな言い方じゃだめですよ。
私を拒絶したいなら、もっとはっきり言ってほしかったです。
お前なんか好きにならないって、俺の毎日にはいらないってそうボロボロに傷つけてほしかったです。
いつものあなたならそんなの簡単でしょう?
女子高生の、夢見がちな恋には付き合ってらんねえよって言っていたでしょう?
それなのに、どうしてそんなに曖昧な言い方をするんですか。
私のことを遠ざけたいなら、自分の大切な過去を明かしたりしないでください。
だって、こんなの全然効率的じゃないですよ。あなたらしくないです。
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