■■■の力

 最初四天王を倒しレベルアップしたからか、ほかの四天王は意外とサクッと倒すことができた。

 そして空間内を歩んでいると一つの城らしき場所にたどり着いた。


「でけぇ場所だなぁ」


 その城の中に入っていくと中は全て空洞で中央に人が一人立っていた。


「君が満か……」


 そう中央の人が次々と語りだしていく


「君には非常に驚かされたよ。短時間でここまで成長したことに…だが、しかしボスの右腕である僕には勝てないだろう、僕は億万のもの別領域に入り超究極生命体であるデモニック・インフェルノを捻り潰したからね」


「デモニック・インフェルノ…?」


「あぁ…知らないのか。論理すらも超越しすべての言語で表し得ない…そして否定神学のような否定により表現する方法ですら表せられない構文エラーの化身のような存在だよ。ま、思った以上に弱かったけどね」


「とりあえず…君には死んでもらう。あの世で楽しく過ごしときな」


 そう中央に立っていた人が動き出し満を殴った。

 その衝撃は凄まじく満の全防御力を瞬時に上回り満に関する情報という情報が消滅したその瞬間■■■が起動した。


《超・強化を発動します。ブラックボックスのほんの僅かなエネルギーを原初の力に変換いたします》


 そう脳内に流れ出した瞬間一瞬で原初の力が100に上昇し目の前の敵が「何が起こった!?」と言い一瞬で消滅した。


「な、なんなんだよ…ブラックボックスって…」


 この■■■の力はなんなのか考えていると巨大な城が全て崩れ落ち、子供劇場団のボスが存在する空間へ向かう道が現れた。

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