第4話

「キラーズライフ」4


俺はその部屋をノックする。


刃月「リア、ちょっといいか?」


リア「ん…どうしたの…?刃月…」


刃月「これからお前の今後について話したいと思うんだが大丈夫か?」


リア「うん…大丈夫…」


刃月「じゃあ入るぞ?」


リア「うん…」


その言葉を聞いてから俺はその部屋に入った。


刃月「お前には2つの選択肢を提案する」


刃月「俺の家で家事をするか、それとも殺し屋としての仕事を学ぶか」


リア「家事…殺し屋…」


刃月「あくまで俺の提案だ。必ずこの2つから選べとは言わない」


刃月「ただ、今俺がお前に勧められるのはこれぐらいのことってだけだ」


リア「う〜ん…なんとか両方できないかな…」


刃月「両方?う〜ん…できなくはないだろうが…かなりきついと思うぞ?」


リア「わたし…刃月の力になりたい…」


刃月「!」


刃月「ふっ…ガキが大人の力になりたいなんざ図々しいぞ?笑」


リア「そう…?でも力になりたい…」


刃月「じゃあ…そうだなぁ…お前が等級1段になったら俺の生活を楽にしてくれよ笑」


刃月「リアが家事も仕事も両立してくれたら俺は何もせずに楽して生きられる」


リア「ふふ…それじゃあ図々しいのは刃月の方じゃない…?笑」


刃月「ふっ…それもそうだな笑」


刃月「お前が等級1段になる日…楽しみに待ってるぜ?」


リア「うん…楽しみにしてて…!」


つづく…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る