第33話
自分の部屋に戻ると、腰が抜けたようにへなへなと座り込んだ。
はぁ……
これで、よかったのかな……
想いを伝えたことに、なったのかな……
答えは聞きにいった方がいいのかな……
拓海が答えを出してくるのを待てばいいのかな……
その前に伝わってなかったら……?
いや、勘のいい拓海のことだから、きっとわかってくれたよね?
なんだか勢いあまったわりには、中途半端になってしまって、
意気消沈してしまうあたしだった。
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