Ⅰ-Ⅱ 国際保護機関Eos
この世界の理。
それは人間が到達できうる範囲のすべての物事のことを指す。
例えば、宇宙への進出。例えば、未来の予測。こう言った人類に可能な範囲はこの世界の理の範疇にある。だが、それを外れたものが存在する。
それは、過去に教典を模していた。
それは、過去に燭台を模していた。
それは、現代で機械を模していた。
我々は、国際保護機関Eso
Eclipse Of Stargazer 天文学者の日蝕
惑星を観測し、未来を予測し、陰る世界を見透す為の組織。世界の理から外れた機械[異端機]を収集し保管、封印もしくは破壊する。それによって人類史の未来を保証、保護する目的を持つ国際組織だ。
Eosは、国際法において武力による異端機の確保、封印、破壊を許可されている。つまりは、異端機の発見=Eosによる武力介入。
そういう認識になっている。
ある国の政治家は言った。
「なぜ彼らは異端機を止められるのか。彼らはどの国から発足した組織でもない。ならなぜ世界を理を護ろうとするのだろうか。彼らは、とある瞬間、歴史上に姿を現した。彼らの武力介入は誰も結果を知らない。だが世界は平和である。世界の秩序は保たれている。世界の理は護られている。ならば彼らを援助するのは正しいことだろう。」
その後。この国の政治家は、たった1人を除いて全てが行方不明となっている。
空想論 4LCHEMI5T @4LCHEM15T
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。空想論の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます