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今回の三題噺は「春」「夏」「復活」がお題でした。


「春」「夏」を出したのは私です。


季節を二つ出したら面白いんじゃない?とか、更に言うと「春・秋」とか「夏・冬」みたいな組み合わせではないパターンとかって良いんじゃない?とか思って出してみました。


個人的に、今回のお題に対する理想形は「春から夏にかけて何かしら復活する」「秋と冬は物語に登場させない」なんじゃないかと思ってます。

あくまで、三題噺としての理想形ですが。


なので「春から夏にかけて何かしら復活する」の線で考えてみましたが、私の知識範囲ではあまり思いつかなかったです。「復活」という言葉が個人的にかなり苦戦しまして、当初は「思い出がよみがえる」として「復活」を使用しようとしましたが、使い方としては不自然さを感じてナシになりました。


「長い冬眠から何かが復活する」といった使い方が良いのだろうと思いました。ただし、この時点で「冬」が登場しており、なんだか負けた気になりました。ですが、もう思いつかなかったので、方針は「四季は出しちゃうけど、春と夏にフォーカスをあてる」として、そこから話を膨らませることにしました。


冬眠から復活といえば、前のお題にもありました「熊」を思いつきましたが、それ以外に何かあるかな…と思いまして「人間が冬眠から復活する」ということにしてみました。冬眠から復活する人間ってなると、暖かいとか暑いとかが好きな属性を持っているな、と肉付けをしていきまして「ホットマン」が誕生したわけです(そういえば、ホットマンの逆で寒いのが好きなキャラクターが村上春樹の短編小説で出てきたような)。


反省点としては「ホットマン」という名に反して寒いのは苦手というのはやや不自然かなと思います。また、四季を出してしまったのでそこも負けた気がします。


以上、自作に対するコメントでした。

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【短編】ホットマン お茶の間ぽんこ @gatan

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