第54話
あたしの言葉に控えめにクスリと笑った理人さん。
その言い方は、まるで一連の出来事を既に知っていたかのような口振りで――――
「…いや、なんでもないよ。それよりご飯にしようか。君はもう食べた?」
――――いや、あたしの考えすぎか。
「あたしもまだ食べてないんで用意します。」
「うん、一緒に食べよう。」
◇◇◇
「それじゃあ、おやすみ。暖かくして寝るんだよ。」
「…はい、おやすみなさい。」
紫黒の瞳を細めた理人さんはあたしの頭を数回撫でると部屋を後にした。
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