第12話

あたしは確かに“鬼蜘蛛”を探しにこの街にやって来た。...はずだったのに、今、あたしは全身黒ずくめの胡散臭い連中に沈黙という拷問を強いられている。



“鬼蜘蛛の巣に招待する”という理人の言葉を信じて車に乗ったけど、やっぱりあたし騙されてるのか?

臓器売り飛ばされたり、オークションに出品されたりしちゃうのか!?


なんにしても社交辞令でも“お客さん”だって言うなら、もう少し丁重にもてなしてくれよ!

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