第10話

あの時俺がもっと大人なら舞桜を苦しい思いさせんですんだのか?






舞桜は俺がいるだけで幸せって言ってたよな?






なら今俺は幸せじゃない






舞桜がいない生活は幸せなんかじゃない





「俺そろそろ帰るわ」





最後にコーヒーを飲み干し大杉さんに「ありがとう」と声をかけて家を出た






車に乗り家に帰った





彼女の家から車で五分もかからない






それ程近かった






俺は家に帰り舞桜の写真を見ながら俺の1日を毎日聞かせていた






「前々から言ってた大杉さん知ってるよな?今日ご飯食いに行ったんだけど、やっぱ舞桜にすげー似てるよ。笑顔や仕草‥舞桜を近くで見てるみたいだ。違う所があるとすれば舞桜はしっかり者で大杉さんはおっちょこちょいだな。今日ご飯食いに行ったの怒っただろ。空が少し暗かったぞ?笑」





これがいつもの俺






舞桜は毎日聞いてくれる






何度も考えた






舞桜が生きてればって‥






俺の命と交換出来たらいいのにな‥

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