第3話

美空said






とぼとぼと歩きながら






今日から新しいクラスに入ると





「美空ー!また同じクラスだよ!良かったー」




綺麗な笑顔、モデル並みの顔とスタイル





高橋乃愛(たかはしのあ)





私の高校からの親友




「良かったー!乃愛が一緒とか安心して寝れるー」




席を確認しながら座ると




「馬鹿美空!そんな事言うともうノート見せないからね!」




ふんっと怒る乃愛は本当に可愛い





「お前らホント仲良いよなー」




そんな私達に話しかけるのは




笹山翔(ささやましょう)





翔も1年の頃から同じクラスで




気付けばいつも一緒にいる





翔もかなりのイケメンで





「翔も同じクラスなんだね。またみんな一緒だね!」




「お前そんな嬉しそうにしてっけど、隆弘も同じだぞ」





翔がまだ1つ空席の所を指差していて





「あぁー。そうなんだ」




「美空、大丈夫?」



ジッと空席を見ていると





乃愛が心配そうにしていて




「ん、大丈夫!全然平気、ちゃんと分かってるから、自分のポジション」





「やっぱお前バカだな」





翔が呆れ顔しながら席についた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る