第20話

店を出てから真っ直ぐ向かった先はホテル。



「ほら、もっと足開けよ」


「…っ…!」


口悪く私に命令したかと思うと、

私の膝に手をかけるとマサトは大きくその脚を開き、さらに奥へと突き進んでくる。


さっきよりも一層深くなるそれに、思わず顔が歪む。


下腹部に鈍痛を感じるほど激しさを増す律動に、快楽とは違う、反射からくる声が漏れる。



「………っ、」



絶えず漏れる声を何とか押し殺し、それでもなお揺さぶられる体。


次第に体はマサトから逃げるように上へとずれていく。



「逃げんなよ」



そう言って膝裏に腕を差し込むと、ずり上がった体を引きずり下ろすように元の場所へと戻された。


そして再び行われる激しい律動に、目尻からは生理的な涙が溢れ落ちる。



「ほんとお前、好きだな?」



そう言って腰を止めることはなく、私を見下ろしながらマサトは意地悪く口元を歪めた。

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