第19話
それは時間が経って半分以上溶けた氷と、カフェラテの薄茶色が分離したもので。
グラスには、紙のコースターに水溜りを作る水適だけが付いていた。
それを一口飲んだマサトが、
「あっま…しかもクソまずい」
勝手に口をつけておいて、顔をしかめながら文句を言う。
そりゃそうでしょうね、なんせシロップ2個入ってますから。
なんて思いながら、口直しに紙コップに入った水を飲むその顔を、内心ではほくそ笑みながら眺めてた。
結局自分は飲み物を買うこともなく、この店に到着して早々に「出るぞ」と言って席を立つ。
それに倣って自分もグラスを乗せたトレイを手に席を立つと、返却口へと戻した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます