『巨大かたつむり、かつーん現わる』 下


 明智隊員は、まだ生きてはいたが、もはや、時間の問題で、服は、ほとんど食べられてしまっていた。


 そのときである。かつーんの特殊な視力は、恐るべきものを捉えたのだ。


 『ぎわ!』


 かつーんは、大慌てで明智隊員から降りて、さっさと地下に降りる穴から消えていった。


 そこで、捜索に来た仲間たちが、ほぼ、裸で横たわる明智隊員を発見したのである。


 ほんとに、危機一髪であった。


 

   🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌🐌



秀由隊員


 『おまえ、なんで、あそこにいた?』



明智隊員


 『ほうきをさがしてたんだべがな。』



隊長


 『ほうき? ビールのまちがいではないか?』



明智隊員


 『はっきりは、覚えてないす。』



隊長


 『………ふうん。巨大なかたつむりかあ。』



秀由隊員


 『粘液が大量にありますから、間違いないでしょう。なんで、逃げたのかしら? 我々が来たから?』



隊長

 

 『あー。料理長。思い当たることは?』



軽 麺太郎


 『さあ。ま、そこに、エスカルゴの唐揚げ冷凍があるぞな。』



         🍖🍗🍳













 

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『巨大かたつむり かつーん現わる!』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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