第2話 クラス委員

入学して、1週間が経った。本当にいろんなことがあった1週間だった。

入学オリエンテーションがあって、生徒会の説明もあって、部活の見学とか、仮入も始まったり。とても忙しくて、目まぐるしい1週間だった。

中学と違って、1クラスが30人になったり、クラスが増えたり、いろいろ驚いたこともあった。でも1番びっくりしたのは、、、


「クラス委員を決めるんだけど、誰かやりたい人いるか?」

クラス委員、絶対忙しいじゃん。うわー、大変そう。誰かやる人いるかな?

色んな声が聞こえてくる中、君が言った。

「僕、やろうかな〜?」

お〜1人決まったな。よかった。といった声が聞こえてくる。

「これで1人決まったとして、もう1人決めなきゃな。誰かやりたい人いる?」

「先生、僕がやる人決めていいですか?あの、僕、星空とやりたいです。」

そう言って彼は私の手を勝手に挙げた、というか挙げさせた。

高校では目立ちたくなかったのに。なんでこんなことになるの、、、


「月野さん、やってもらえますか?」

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