Story6:バスで…(山田恵里花、高2)

第19話

(どうしよう…)恵里花は迷っていた。生徒会の仕事で帰る時間が遅くなり、今バスを待っているのだが、尿意を催していた。あわててバス停に来たのでトイレに行く暇もなかった。今からトイレに行くとバスに乗り遅れてしまう。このバスに乗らなければ当分バスは来ない。だから恵里花は我慢せざるをえなかった。しばらくしてバスが来た。恵里花は乗り込む。時間帯が遅いせいか席はすいていた。恵里花は席について、バスは出発した。ここから自宅まで約40分くらい。恵里花は我慢できるだろうと考えていた。

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