第17話

(あともう少し…もう少し…)試験時間も残りわずかとなってきた。瑞江は教卓で足踏みをしたり股間を押さえたりしてなんとか我慢しようとした。その時、1人の生徒の視線に気付いた。(やばい…我慢してることがバレちゃう…)その生徒は不思議そうに瑞江をみて、再び試験を解き始めた。瑞江は動きを止めた。しかし、強い尿意に耐えきれず、じゅわっと少しちびってしまった。(…!!)あわてて股間を押さえる。じゅ…じゅっ…(あっ…)またちびってしまった。瑞江はそわそわしだす。また生徒の視線を感じた。(みないで…じっとしてられない…)変に思われたくないので、瑞江は動きを止める。しかし、膀胱はジンジンと痛む。じゅわっ!(あっ…)足を伝う感覚…(もうダメッ…)瑞江の股間には小さなシミが広がっていた。瑞江は教卓に立ちそれを隠す。見られたくはない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る