第2話
<主要な登場人物や用語の説明>
飛鷹秋墨(ひだかあきすみ)36歳。
攻。ゲイ。純文学の作家をしている。
モノトーンの服を好み、着飾ったりはしない。
高身長中肉中背。
高校時代、ゲイバレして周りから避けられていたが、誠だけは秋墨を放ってはおかなかったため、誠には恩を感じている。
好みは自分より小柄で可愛い子なので、誠は対象外。
昔の恋人のようなのもいたが、我儘な子で振り回されて疲れて離れた。それ以来、ご無沙汰。
良一と誠の家族仲を取り持とうとするが、次第に甘え下手な良一を可愛いと思うようになる。
林田良一(はやしだりょういち)19歳。
受。フリーター。
平均身長よりやや低め。着飾るのは苦手。細身。
仕事は問題なくこなすが、仕事ではなくなると自信がない様子。
母親は高1の頃から海外へ出向中。一人で家に住んでいたところ、叔父の誠から住み込みバイトを持ちかけられて働き始めた。
高校卒業後、叔父の店で引き続き働く。バイトが休みの日など、別の日雇いバイトをしている。
叔父を手伝いたいので、調理師専門学校に行くのが目標。
ただし、甘え下手が炸裂し誠のことは店長としか呼べない。
最初は秋墨のことを警戒していたが次第に信用するようになり、悩みを打ち明けたり、秋墨の優しさにほだされて行く。
林田誠(はやしだまこと)36歳
良一の叔父であり、秋墨とは高校時代からの友人。
高身長細身。長髪で少しチャラ系の見た目。
31歳で脱サラしてカフェをオープン。
残業代はきっちり出るが勤務形態がブラックな会社務めをしていたため、貯金はあったが忙しくて良一の置かれている状況に気付くのが遅くなった。そのことを申し訳なく思っている。
良一をただ家に呼ぶ予定だったが、それでは良一が納得しそうになかったため『住み込みバイト』の名目で呼び寄せた。
お店の日替わりランチは、放っておくとタマゴサンドしか注文しない秋墨を心配して考案したメニュー。
実は面倒見がいいが本人無自覚。
昔からの付き合いがある秋墨にはよく愚痴る。
秋墨と良一が仲良くなり、自分も同じように良一と仲良くなれないので駄目叔父なんだと思い込んでしまう。
林田茜(はやしだあかね)44歳
※物語上、登場しない。
良一の母。
仕事大好き人間で家庭を顧みなかった結果、旦那は浮気。良一が小学校に上がる前に離婚。以来、家庭を守らねばと仕事に躍起になり、逆に良一を放置してしまった。
誠に言われその過ちに気が付き、今では後悔している。
玄爺(げんじい)82歳
お店の常連。
よくカウンター席に座っている。
喫茶・ペルシュール。
『止まり木』のペルシュから来ている。
誠が経営するカフェで、25席ほどの小さめの店舗。
2階は住居スペース。
バイトは良一含めて二人。
日替わりランチが好評。洋食和食、何でもあり。
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