軽妙な文章で、読み始めてすぐに物語の世界へ引き込まれていきました。まるで映画を観ているようです。 登場人物が生き生きと描かれていて、主人公、理久くんの愛らしさが手に取るように伝わってきます。 彼がどんな経験をして、どんな大人になってゆくのか楽しみです。
佐藤宇佳子さんのレビューを読んで、興味を持ちました。女性です。普段はBLに興味はなく、私小説も読みません。心情や気持ちよりは、台詞と行動重視のミステリやホラー小説を書きます。つまり、全く畑違いなんで…続きを読む
マイノリティに関する概説書の良いところは、多くの事例を集めて平均的なイメージをつかませてくれるところでしょうか。それを押さえることは大事なのですが、平均化されたものはすでに生身の人ではありません。平…続きを読む
ぜんぶ読んだら、きっと色の名前で過去を思い出すようになる。恋・家族・漫画・音楽──その全部が“色”で語られる構成。★★★ 推しです。泣き笑いしながら読み終わったこの感覚、なんか、めっちゃ好きで…続きを読む
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