現代風落語小噺

桃鬼之人様の企画によせて出しました。

修三さんとおやじさんは清掃のアルバイト仲間で年金とアルバイト代で慎ましく過ごしていました。修三さんはいただけるものなら、ありがたく文句を言わずに受け取る人物です。

反対にあちこちのスーパーに安ければいい、調理は女房にさせて手柄は自分の物と自慢をする黒部という老人がいました。

プライドが高く分けてもらった物にけちをつける。ただで手に入る高級品には目がない。
そんな黒部におやじさんは少し復讐を試みます。