第3話
「鏡が信用できない」と、いうことは、最近時々聞く?妙なうわさかもしれない。
「美容」という話題とは、微妙にクロスするというか、昔に資生堂のCMだかブランドだかに”MAXFACTOR”というのがあり、これはまあ、直訳すると「最大要因」になる。 美容というのがつまり、もっとも大きい要素、原因。
これは、いろんな受け取りもできるが、まあ「人は見た目が十割」とかいう本が売れるとか、そういう皮肉?だろうか。
そういう意味の、「鏡の重要性」ゆえに、「信用できなくなっている」とか、ヘンな流言蜚語が流布されているとか、つまりはボクの妄想かもしれないが、微妙なところです。
オカルト現象が、心理的なもの、という解釈も成り立ちえて、「集団ヒステリー」と、「心霊現象」が、組み合わさって生じる…そういうことで確かに説明可能な場合も多いと思う。
オカルトがすべて眉唾ではなくて、例えば、「輪廻転生」が実際に存在するのは科学的に立証されているらしい。 が、一方の科学的な説明をとことんにつきつめていくと、これは以前になにかのブログで読んだ話のイメージだが、権力機構の中枢にある最高機密的な?管理システム。 要するに超科学的な民衆管理操作システムのようなものが確立されていて、到底表面上はうかがいっしれないが? というそういう怖い話です。
これはそれ以来、強迫的につきまとう固定観念になってる妄想着想? かどうか微妙なハナシ。 が、そういうものがあるとすれば完全に説明はつく。 ボクにはいろいろヘンな腑に落ちない怪奇現象とか周囲に多いけれど、まあ、もう、日進月歩のテクノロジーの同時代のレベルの実態は想像をはるかに凌駕していて…
「鏡の中の自分のカオ」が、誰かから操作された偽りのイメージだったら? 自分のことを、そういう妙な立場にあるがゆえに、利用、悪用?されている電気羊?接続された女?そんなSFチックな奇天烈な存在だと悲観してしまう。 そういうことはだんだんに最近増えてきて、非常にいとわしいが、一概に一笑に付すにも、おかしなことが多すぎるし、単なるJOKEGAME…そう、かたづけてしまっていいものかも、ボクにはまったくわからないし、判断する材料にも乏しい。
まあ、カオが、MAXFACTOR とか、そういう発想にとらわれていて、で、美容に気を使い、で、人生を好転させることに結果的につながっていくための契機となっていった…そんな風に、年齢を重ねたことの余徳として、総合的に能率やらコスパやら、世の中の進歩が自分の運命の上昇の軌跡とシンクロしていく? そういう一方の楽天的なイメージングもなしうる。
で、その分水嶺となるのは、?、 わりとありふれてはいるが、やはりかなり闇雲でも、いわゆる「鈍感力」的に愚直に前向きで、ひたすら自分を信じて、能天気にポジティヴに目の前の課題を実行していくことでは? 生半可やが、「森田療法」とかでも、疑心は暗鬼を呼ぶので、とらわれず、あるがまま、明るく元気に着々と、無心に仕事をしていくという、行動矯正的な実践が大事だった気がする。
鏡が信用できなくても、死ぬわけでなし、怖がることで「幽霊」は増長して不気味に投影された恐怖感を吞み込んで「怪物」になる。
たぶん、「俺に関する噂」というSFが、冗談でなくなっても、そのときはそのとき、健康な柔軟な精神はそれだけでは壊れず、たくましく生きていける…大事なのは心身の頑健さと、屈しない強さではないか。
「闇の中を一灯を掲げて進む。恐れるでない。ただ一灯を頼め」(菜根譚)
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