ぱすてる

水色のうさぎ

いつの頃からか

傍らにはふうわり水色うさぎがいた

秋桜の花が美しく咲き

仄かに薫る道

どこからかうたが

聴こえてくる

苦しみもかなしみも

幾年月

いつしかふたり

歩いてゆく

苦しみも悲しみも分かちあえる

よろこびへとかわる

そして今

可愛らしいパステルブルーの

相棒と疲れたこころを

癒す日々に感謝をできる

毎日にありがとう

限りある時を

大切にしよう

みあげたソラ

おおぞら仰げば

あぁ

なんて　ちっぽけなんだろう

この空の下で

蠢いている

僅かなる　呼吸をしながら

微かに　確かに

秋化粧も済んだ

木々たちが　風に揺れている

昨日の悩みを眠りが

サポート　　

少しばかり　尾を引きながら

寝ぼけた　頭の中を

リセット

あおぞら　みあげれば

嗚呼　なんて

なんてちっぽけなんだろう

**✶霜月✶**

寒さで動けない猫ちゃんの

小さなくしゃみを

きいている

朝晩は冷え込み激しく

墨絵で描いたような

夜を越えて

思えば悲しい想い出だって

今を感じる為

なくてはならなかったもの

そんな風に思える

前向きな気持ちを

こうして　持てるのは

決して強がりなんかではないはず？

みぃみぃ

猫ちゃんが

外でないている

みぃ