惨禍No.37『毒の華』イミラク
体高:150㎝
体重:161㎏
性別:雄
背に巨大な花を負っている。赤の花と緑の体のコントラストが森に潜む。その花の蜜は濃密な甘さがある。甘味料として使えるが、採ることは困難。
約6011年前、ディスティネント島中央南ウィズネル森林中央部。アラン川と恵水道の間にある花畑に住んでいる。
その甘味を蜂越しに味わったラニマニの民はイミラクを追った。
蜜が欲しい。
蜜が欲しいっ。
蜜が欲しいっ!
目を血走らせるラニマニの民はイミラクを襲う。しかし、民は知らなかった。
美しいと美味しいには裏がある。
イミラクの周りに漂う花粉はアルカロイド系であり、吸ってはいけない代物だった。
狩りに失敗した者達は国へと花粉を持ち帰り、国中に蔓延した。
そこには屍しか残らなかった。
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