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概要
対三題噺用キュートな物語。きっとあなたも小学生の頃を思い出す、かも?
柏原須美子は小学六年生。国語の授業で当てられ朗読していると、読めない漢字にぶつかった。前後関係から一つの単語を思い付くものの、それは別の漢字があるのを知っている。仕方なしに、そのまんま「カバダン」と読んだらやっぱり間違っていて、笑いが起きてしまった。その後、担任の村下先生の説明で二通りの漢字表記があると分かったものの、恥ずかしさは小さくなかった。後ろの席の早川君が読み始めてからも、しばらく落ち着かないぐらい。けれども、あることにより教室の空気が変わる――。
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