第76話

「湊汰の意地悪…」



「だって、雷怖くないんだろ?」



「それは…」




“ドーン!”



「うわぁ!」



そう叫びながら、思いっきり俺のお腹に抱きついてきた遥香。




どうやら、家の近くに雷が落ちたようだ。今のはかなり凄かったな。




って言うか、遥香のヤツ…

思いっきり、雷怖がってるな。




「あれ?遥香、雷怖くないんじゃなかったか?」



「こ、怖くないよ?」



「じゃあ、何で俺のお腹に抱きついてるんだよ?」



「……!」




俺の言葉にハッとしたようで、すぐさまお腹から手を離す遥香。




ったく、素直に怖いって言えばいいのに…

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