第44話
「嫌いじゃない…か。嬉しいけど、俺が欲しい答じゃないかな?」
もぉ、ほんと意地悪。
分かってるくせに、意地悪すぎる…
「……き。」
「ん?」
「好き…湊汰が好きっ!」
「フッ…」
「笑わないでっ!」
「ごめん、ごめん。遥香の反応が可愛いくてつい。」
「もぉ、湊汰なんて嫌いだもんっ!」
「俺は好きだよ?」
「っ、」
「俺の意地悪に可愛い反応してくれる遥香が好き…」
湊汰の一言一言にドキドキしてしまう自分が悔しい。
だから、仕返ししてやろうと、湊汰の腕をスルッと抜け出してギュッと抱きつくと…
「あたしに意地悪する湊汰が大好き!」
そう言ってやった。
「……」
「……湊汰?」
急に黙りこむ湊汰。
どうしちゃったのかな?
「はぁー、そんな可愛いこと言う子にはお仕置きが必要だな?」
「えっ?お仕置き?」
「そう。」
その言葉と共に落とされたキス。
「ごちそうさま…」
妖艶な笑みを見せる湊汰にあたしはまたドキドキしてしまった。
結局、湊汰に仕返しなんて出来ないみたい…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます