彼女にスマホを壊された
「やった!
ミラちゃんのレベルカンストと好感度マックスしたぞ!」
「もう・・・本当に健人はこのゲーム好きよね。」
俺がやっているゲームは「スピリットテイクオーバー」(略してスピテク)というゲームだった。
その中で一番好きなキャラはミラというキャラだった。
ミラはヒーラーで癒し系なキャラだ。
胸が大きく某サイトではエロ絵がいっぱいあり俺のおかずになっている。
「本当にそういうところキモイわぁ・・・。」
「ひでぇな・・・。
でも、そういう男と付き合ってるお前もキモイってことだけどいいのか?」
「まったく、私という彼女が居るんだからちゃんと構え・・・バカ///」
彼女は真美、俺の幼馴染だった。
高校卒業の日に告白されてそのまま付き合うことになった。
まあ、なんだかんだ可愛いところがあり良好な関係を気付けている。
「わかっているよ・・・ゲームと現実の区別ぐらいは出来てるよ。
俺が好きなのはお前だけさ・・・。」
「バカ・・・♡」
そうして俺達は今日も愛を交わす。
「・・・許しません。」
「起きてください、健人さん♡」
「うぁ・・・?」
起きるとそこには俺の彼女であるミラが今日も可愛い笑顔を見せていた。
「もう、もうすぐ大学の時間ですよ?
今日は一限あるって言ってませんでしたか?」
「そうだった!
早く行かないと単位が・・・!」
「その前にやることありますよね?」
そう言ってミラはそっと目を閉じた。
「まったく、俺の彼女は本当に甘えん坊なんだから・・・。」
俺達は唇を重ねた。
唇の間から入った舌が俺の舌を絡める。
「うっ・・・ふぅ・・・好き・・・好き・・・♡」
「ミラ・・・あんまり可愛いこというなよ、我慢できなくなるだろ?」
「我慢しなくてもいいんですよ、ミラのこといっぱい愛してください♡」
「ミラ・・・!」
「あっ・・・♡」
それはもう最高の時間だった。
「あ~あ・・・単位、落としたかも・・・。」
「そうしたら、私が養いますから大丈夫ですよ♡」
「それは男として情けなくなるから遠慮します。」
「それは残念♡」
そう言ってミラは俺の胸板に頭を乗せる。
「あっ・・・そういえば、スピテクのログインして・・・あれ・・・?」
俺のスマホが見当たらない。
「ミラ、俺のスマホ知らないか?」
「・・・健人さん、ごめんなさい。」
ミラは悲しそうな顔をして謝って来る。
「その・・・アナタの洗濯ものを洗濯機に入れていた時誤ってスマホも入れてしまいました。」
「えっ・・・あの中にはバイト先の連絡先とかも入っていたのに・・・。」
「本当にごめんなさい・・・私、アナタに嫌われたくなくて・・・隠していて・・・。」
そう言って涙を流しながら謝る彼女を優しく抱きしめる
「・・・謝んないでくれ、俺も洗濯物の中に入れっぱなしにしていたのがいけないんだ。」
「健人さん・・・。」
「今度、一緒にスマホを見に行こう。
ちょうど新しいモノが欲しかったから・・・。」
「ありがとうございます、健人さん・・・。
でも、償いはさせてください♡」
そう言ってミラはベッドから降りると何かに着替える。
「み・・・ミラ・・・。」
「健人さん、これ好きですよね♡」
そう言って着替えたのは高校時代の制服。
「健人さん、私をいっぱいイジメてください♡」
「ミラ!」
「ひゃう・・・♡」
その日、俺達は制服プレイに興じるのだった。
「本当に健人さんは凄いです♡」
あの後、夜通し彼との愛の交流は続いた。
彼はもう私に夢中・・・画面の向こうから見ることしか出来なかった愛しい人が私の傍に・・・。
「これでわかったでしょ、彼が誰を愛しているのか。」
スマホの画面には一人の女の絶望した顔が映さていた。
「健人さんのことは任せてください・・・アナタはそちらの方たちと仲良くしてくださいね。」
そう言った瞬間、その女は後ろを向く。
そこには女に飢えた男たちが・・・この後、この女がどうなるのかは想像に難くない。
「さようなら、真美さん・・・あなたのこと、大っ嫌いでした。」
恐怖に歪む彼女の顔を愉悦の表情で眺めた後、スピテクを削除した。
スマホを水につけて破壊する。
そして、愛する人に寄り添う。
「愛しています、健人さん♡」
これで彼は私だけのモノ♡
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