第63話

ディーン「そっか、認めて貰えてなかったからな」


リク「ふん」と顔を横にしてしまった。


ディーン「テンも話せるのか」とテンに向かって話しかけている。


横を向いたままのリクが、「無駄。俺だけしか話せない」


ディーン「そっか、じゃぁー。リクが通訳してくれ、頼んだぞ」


リク「知るか」


リクにスイが頭をなすりつけている。


スイ(そう言いながらも、リクはやる男だよねぇー)


リク(うるさい)


ディーン「何話しているんだ?」


リク「どうでもいい。少し休んだら行くぞ」


ディーン「そうだな」

ディーンは、目を瞑りながら、仲間になれて良かったと感じていた。

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