第5話OK

太郎と出かけた二日後にわたしはOKのメールを出した。太郎と会えなくなるのは嫌だと本能的に思ったからである。『ありがとうございます。これからよろしくお願いします。』と太郎からメールが来た。『そろそろ敬語やめません?』とわたしがメールすると『そうだね。』と返信が来た。わたしは久しぶりの恋愛に喜ぶというより戸惑っていた。どのくらいの頻度で会えば良いのだろう?


平日のお昼に太郎からメールが来た。『どのくらいの頻度で会える?』え?考えてる事同じ?『一ヶ月に一回ぐらい。』『最高で週一、最低で二週に一回!』被った。へぇ~そんなにわたしに会いたいんだ?『一ヶ月に一回はちょっと辛い。』と太郎からメールが来た。嬉しいとわたしは思った。『仕方無い二週間に一回ね!』とわたしはメールした。『やったぁ!』と返信が太郎から来た。


わたしは、この時は太郎沼にハマるとは思って無かった。太郎は、わたしの想像を超えていた。太郎とは中間点の駅で待ち合わせした。母親には太郎の存在を話したら


「再婚しなよー!」


と言われた。意外とファンキーな母親の一面が見られて良かった。息子には言えなかった。息子は、お母さんが再婚なんて無理だろう?と思われてそうだ。


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