復活祭に 変ちくりんな 妖精🥺 参加せり

妖怪老人びーる男

第1話 暇なら みんな集まって~~からの😷

 2025年3月の中旬、寒~い冬が明け春遠からずの時期となるころ、何やら長崎の片田舎のJA倉庫辺りで不穏な空気が漂っておりました。何を隠そう機械的にJA本山の冷凍保管室の片隅で仮死状態となっていた””短ZAC爺さん””が、ヒメにゃんの何気ない悪戯によって目覚めてしまったのであります。

 思い起こせば元小太りドラゴンこと野間善治君やJA本山の看板オバサン三人組などと一念発起の探偵事務所をば開設予定が、飲み会ばかりで有ることない事の空想に浸るあまり進展せず、また、おりからの不景気で怪事件も起こらなくて、いつのまにか行方不明状態となっていたのであります。


 ちと問題の爺さん復活の報せは瞬く間に関係者も知ることとなり、数日後には探偵事務所予定だった一室にほぼ全員が集合しておりました。何故に”ほぼ”と言ったのかは、この世には存在していない生命体?みたいな”もの”たちまで、呼ばれてもいないのに参加していたのです。👻👻


 一体目はカマキリオネエもどきから見た目やや小太りに戻りつつある野間善治くんに関係していて、事務所の鴨居付近をバタバタと不器用に飛び回ってるこれまた小太りの蜜蜂みたいな妖精なのですが、実際は”羽無視はねむし”と言っても良いでしょう。🙄

 以前に短ZAC爺さんも聞いたことが有るのですが、善治くん極まれに耳元でささやき声が聞こえてきて「あれしなさい」とか「それはダメ!」などと指図され良かったり悪かったりしたことがあると言っていたのです。

 その”羽無視”妖精、今では善治くんと意思の疎通が出来るようになりパートナーみたいなのですが、運が良いのか悪いのか短ZAC爺さんとヒメにゃんにまで、堂々と姿を晒しているのであります。オバサン事務員や他の人類には見えないようにコントロールしているみたいです。


 あと一体が短ZAC爺さんが仮眠していた冷凍保管室からくっついてきた変ちくりんな妖精かそれとも妖かの物体でありまして、これまた生体反応はなく始終にこやかな表情?で短ZAC爺さんの背後にくっついているのです。今のところ言葉を話すのかも不明みたいで善治くんとヒメにゃんには存在がわかるようです。


 しかして、壮大な計画であった”濁川探偵事務所”は復活するのか、挫折するのか?、はたまた業種変更となるのか~~?

 二体の変ちくりんな妖精もどきは、なして今頃姿を現したのか~~?

この話は、ちゃんと筋道立てて展開できるのか~~?😁😉😷



 

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