面白かったす。
そう来たか 笑。
主人公は、インフルエンザで38度越えの大熱を出し、
意識を朦朧とさせながら帰り道を歩いていた。
そして、帰り道の怪しい屋台で、妖精を呼び出せるカードを買ったのだった。
妖精は、そうだなあ……昭和の管理職? のような見てくれをしており、
日本人然とした容姿をしていたが、まあそれはそれとして、
主人公に望んだ通りの恋人を与えてくれるアイテムをくれる。
ここまではなんだか、ドラえもんとか、笑うせえるすまんに通ずるものを感じるが、『ここから』がこの物語の闇の深い部分というか、キモの部分(キモというのがダブルミーミングだ!)となっている。
最後は完全に笑うせえるすまん。もしくは世にも奇妙な物語でしたね。
ありそうで無かった発想でしたね。
非常に面白かったです。
ご一読を。
ラストで「ええ! そっち!!」と度胆を抜かれました。
冴えない日常を送る主人公は、ある日あやしげな店で「妖精召喚カード」なるものを見つける。
「ミザリの幼生」というものにより、願いを叶えてくれる妖精が得られるという。
そして「彼女がほしい」という願いを叶えようとするが……。
妖精の姿がバーコードのおっさんという、楽しいヴィジュアル。そして「ようせい」という単語のまさかの使い方。
「ミザリ」っていう言葉を聞くと、「まさか監禁される展開か……!?」とホラー系作品が好きな人なら予想してしまうものの、そこから更に斜め上を行く予想外の方向へ。
「ようせい」。そして「ようせい」な意外性溢れる物語でした。