にゃんこ&宇宙遊泳中

のの.まゆたん@病持ち返信遅めXも✿感謝

第1話

宇宙 それは‥

とにかく、とある砂漠の惑星の軌道上 宇宙の海で 

宇宙服と猫用の宇宙服とをきた人間と猫が戯れていたのだった


「そちらの調子はどう?ペテルギウス」「快適だよ 最近は慣れて愛猫のルズリーもいい感じのようだ」

「にや~ん、にやにや」


小さなコロニーに今、滞在中のレーヴという若者がその言葉を聞いて微笑む それからマイクでまた話しかける

「ルズリーちゃん 最初は慣れなくて大騒動だったけど 最近は楽しそうだね 

犬のラズベリーちゃんも一緒に宇宙遊泳したいみたいだけど」

「愛犬のルウルも今度、また宇宙遊泳の予定よレーヴ」


コロニーの中の部屋

その部屋のコンソールパネルを操作しながらレーヴが笑う 横では大型犬ラズベリーが尻尾を振り振り


「まあね 猫の生態もだいぶ、研究したから 慣れるまでが大変だったけど 今は本当に宇宙遊泳が楽しそうだ」

「地上の方にいる僕の親友ファリもそれを聞いたら喜ぶよ」


「ファリはしばらく会ってないな もともとは僕たちと違って、此処の砂漠の惑星が故郷だ

また惑星の名物料理、砂漠の砂魚料理と一つ目の化け物料理を一緒に食べたいな それに古代地球の日本の親子丼とか」

「そうだよね また今度の休暇でも皆でご飯を食べに行こうよペテルギウス」


「にや~ん」「あはは、猫のルズリーは砂の海で採れる砂魚が大好物だから!」「にやああんん」


「じゃあ、戻るよレーヴ 先に猫のルズリーを部屋に連れてゆくから」

「じゃあ、僕もペテルギウス、君の部屋に愛犬のラズベリーちゃんを連れてゆくから」


「自動装置付きの猫ちゃん用のトイレはどう?また問題とかない?」

「大丈夫だよレーヴ 最近、また買い替えで最新にしたけど 

全自動で汚物排除、砂の自動水洗い、下水直結装置に香センサー付きでいい調子だよレーヴ」

「部屋のミニロボットのAI 匂いセンサー付き 匂い対応型にしたのも良かったようだ」

「それは良かったね ペテルギウス」


コロニーに戻り 重力設備のない長い廊下を片手で猫を抱えて

ペテルギウスという名前の若者がフワフワと浮きながら もう「片方の手には小さなアイロンのような物を持っている

その小さなアイロンのようなものは ある種の推進装置で 目的の場所まで引っ張ってゆく装置なのだった


「もうすぐ部屋に戻るよ 猫や犬の用のご飯を研究した手作りご飯があるからな 人間と違うから注意しないと」

「にや~ん、にやああ」ゴロゴロと喉を鳴らして猫のルズリーは嬉しそう

「いい子だねルズリー」「にあああんん、にやん」猫のルズリーは腕の中で甘えている


スロープを回り、次は円形の宙に浮く半透明な板に乗って上の階へと向かう

キュオオオンン・・作動する音が響く


また廊下を進んで ようやく部屋に到着

部屋に入ると 様相が違っていた まるでデコレーションが飾られてクリスマスのパーテイ会場のようだった

「え、あれ?レーヴにファリ?」


「サプライズ!誕生日おめとうペテルギウス」淡い金の髪を揺らしてレーヴが笑う

「やあ、久しぶりだペテルギウス!お前に会いに来たぞ」

黒髪に青い瞳の精悍そうな若者、ファリと呼ばれた者もまた笑っている 犬のラズベリーが尻尾をフリフリ


「・・・自分の誕生日を忘れていたよ」ペテルギウスが一言


「ふふ、いいから 誕生日ケーキにこの惑星の砂魚料理、ちょっとグロい一つ目お化け料理 

古代の地球 神秘のジャパン料理の親子丼も用意済だ」


それから‥優秀な猫、宇宙パイロットの猫のルズリーちゃんや同じく立派な犬のラズベリーちゃんの為に

ご馳走も もちろん君たちの猫ちゃん、ワンちゃん用の砂魚の料理もあるよ」レーヴが笑う


「わんわん」「にやああんん~にやああ!」猫のルズリーも美味しそうな匂いにそれは嬉しそうだった・・にやん

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