第2話もう一人死神ポイントサイトを見付けた女子高生
夜月リンクが眠る1時間前に花丸イチゴ(はなまるいちご)という女子高生が死神ポイントサイトを見付けた。花丸は、全身を震わせながら苦々しい顔で死神ポイントサイトを凝視した。「何が有名人や有名ペット系YouTuberの命日を当てたら賞金と賞品獲得よ!誰よ、こんな非人道的なサイトを作ったのは!!!」花丸がこんなにも怒るのは、無理もない、花丸の父親は、警察官で母親は、中学校の教師だ。花丸は、幼少期から人に優しくする事、全ての人間の命は、とても尊いと両親から何度も言われた花丸は、両親の期待通り非行に走る事もなく学校では、教師からの信頼もとても厚い優等生だ。急に花丸の表情が歪み瞳の色が濃くなる。「ふふふ、バカね真面目ぶってこのサイトを利用すれば億万長者になれるかもしれないのにって、私は、何を言っているの!!!」近頃花丸は、以前の自分には、なかったとても反社会的なもう1人の自分が時々、表に出てくるのに悩まされていた。花丸は、小学生の頃から時々思う事があった。真面目な性格の人よりも自分勝手でわがままな人の方がストレスが溜まらないし幸せなんじゃないかと。違う、私は、違うと頭をぶんぶん振って花丸は、「だから、確かめるためよ、このサイトが本当に誰かの命日を当てたら賞金と賞品を獲得出来るか、出来たら証拠をSNSに載せてネットリンチしてやるわ。」
死神ポイントサイト 玉蜀黍 @destrog
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