はじめてのNTRせっくす♡
「修行したのにどうして……」
病院のベッドで目を覚ました撫子は、がっくりとうなだれた。
途中まで頑張ってたんだけどなぁ。
「もう撫子がスケベなのは変えようがないんだよ。彼女さんにも言っちゃえば?」
「そんなことできません! きっと……幻滅されてしまいます……」
頑固だなぁ。
それ言って幻滅するくらいの彼女なら別れればいいのに。
本当の自分を出せる人じゃないと、付き合う意味ないじゃん。
玲奈は、本当のねむを受け入れてくれてたよ?
なのに付き合ってくれなかっ……うがー!
……こういう考え方、ほんっとによくない。
今大事なのはどうすれば撫子がドスケベじゃなくなるかだ。
いや、クソどうでもいいな!?
「じゃあ、発散してから彼女さんに会えば?」
ねむはてきとーなことを言った。
逆に撫子がナデナデ依存症になりそう。
「それをきょうやってみたんです……でも、駄目だったんですよ! どうして私はこんなにドスケベなんですか!? 睦家は由緒正しい家系のはずなのに……!」
修行ってそういうことかよ!
ただ賢者タイムなだけじゃん!
でもすごいな。
ちゃんと賢者にはなれていたんだから。
「うーん……もしかして、下手なんじゃないの?」
「そんな……きちんとできているはずなのですが……」
撫子が苦しそうに頭を抱える。
ねむも上手いかどうかなんてわかんないけど。
やり方が間違っているから発散しきれてないっていうのは原因かもしれない。
……わかってる。
今が撫子につけこむ最大のチャンスだって。
でもねむには、色仕掛けをする能力がない。
ここはチャンスじゃない。今のねむにとっては。
……本当に、そうなの?
撫子はドスケベな自分を変えるために、撫子なりの努力をした。
生おっぱいには勝てなかったけど、途中まではちゃんと自分に勝ってた。
ねむは色仕掛けできない自分を、変える努力なんてしなかった。
そこが、人妻の撫子と、クソ女に玲奈を寝取られたねむの差なんじゃないの?
……これ以上、差を広げられてたまるか!
できないことをできないままにしてたら、ずっとできないまんまだ!
やってやる。
ねむは、人妻なんかに負けない!
とろけるような甘い声で、撫子に言う。
「……じゃあ、ねむが発散させてあげよっか?」
「ど、どういう意味ですか……?」
ぎょっとしてねむを見る撫子。
髪をくるくるといじりながら、何気ない感じでねむは続ける。
「撫子が想像してる通りだよ?」
「じょ、冗談ですよね?」
「冗談じゃないよ? その方が、自分でするより発散できるでしょ」
唖然とする撫子にねむはにっこりと微笑みを返した。
動揺してるな。無理もないけど。
「そ、そんなこと……桃香さんに対して、不誠実じゃ……」
撫子は絞り出したような声でねむに言う。
やっぱり、そう思うよね。
でも不誠実じゃなかったらいいってことでしょ?
理由を、プレゼントしてあげる。
「ねむ心配なんだよねぇ。その辺の人にも欲情しちゃうようなドスケベ撫子が、彼女さんを襲っちゃわないか」
「……っ!」
「あの時は鼻血出して倒れただけだったからよかったけど、そうじゃなかったらどうなってたかなぁ?」
体を震わせている撫子に近付いて、耳元で囁いた。
悪魔のような一言を。
「そっちほうが、よっぽどふせーじつだと思うけど?」
「で、でも……ねむさんにご迷惑をおかけするわけには……」
「ねむはいいよ? ひとりえっちにも飽きてたし、ちょうど刺激が欲しかったの」
ひそひそと、誘惑を撫子の耳に注ぎ込む。
「だいじょうぶ、誰にも言わないから。ねむになら、いくらでも欲望をぶつけていいんだよ? ねむは、撫子のことを嫌いになんてならないからさ。ほら」
撫子の手を取って、ねむの胸に触れさせる。
どくどくと、心臓が高鳴る。
「たのしいこと、しよ?」
撫子はぐっと拳を握りしめた後、だらんと体の力を抜いた。
そして負けを認めるようにこう言った。
「……お願い、します……っ」
「いいよ~!」
きっと、たくさん考えたんだろうね。
えらいえらい。
撫子の頭を、やさしく撫でてあげる。
そしたらぎゅっと裾を掴んできた。
かわいいなあ、もう。
いまからたっぷり堕としてあげるからね?
*
*
*
病院を抜け出したねむたちは、撫子ん家ですることにした。
ねむん家はママがいるけど、撫子ん家は普段親がいないらしい。
「すごーい。武士みたいな家~!」
「……お察しの通り、武家ですよ。エロ本なんて見つかれば……それはもう切腹ものです」
「なんでこんな家に撫子みたいなのが育ったの?」
「河原のエロ本のおかげです。どうぞ、お入りください」
中に入ると、使用人がねむたちを出迎えた。
ほんとにすごいお家の子なんだな……。
締まった雰囲気が家中に漂っている。
撫子も珍しく清楚モードに戻っていた。
エロ本捨てた奴戦犯すぎでしょ。
「こちらです」
「んー」
撫子の部屋はなんていうか……渋かった。
女の子らしいものがなくて、琴とか茶道具とかそういうのしか置かれてない。
畳の上に布団が旅館ばりに整えられていた。
今からこの布団も、撫子もめちゃくちゃに乱すんだよね……。
撫子は無言のまま俯いている。
なにこの……背徳感。
生唾を飲み込んでから、雑に布団を広げて座る。
「ほら、はやくはやく~」
ねむが両手を広げると、撫子は息を呑んで言った。
「……本当に、いいんですね」
「いいって言ってんじゃん」
撫子がねむに覆いかぶさって、おそるおそる脱がせてくる。
じれったいな。
「おそーい!」
「きゃっ!?」
撫子を押し返して逆にねむが覆いかぶさる。
好きにさせてあげようって思ったけど、やーめた。
服をはだけさせて、ブラもはぎ取るとなだらかな胸があらわになった。
「完全にまな板じゃん……」
「ううっ……こんな無理矢理襲っておいてひどい言い草です……!」
「撫子がねむにお願いしたんでしょ~? 今さら後悔したって遅いよ」
つんととがっている蜜腺に吸いついて、もうひとつはこねくり回す。
「んっ……!」
喉の奥から、声が漏れる。
舌をぬるぬると這わせると、体がぴくぴくと震えた。
「わ、私も……っ!」
撫子がねむのおっぱいに手をすべらせる。
そっと触れて、すぐに手が離れる。
「おっ……おお……!」
「なに感動してんの? 触っただけじゃん」
「感動するに決まってるでしょう! おっぱいに触ったんですよ!?」
「あっそ。ねむのおっぱいの感想は?」
「思っていたよりも弾力があって……もみ応えがありました」
「そりゃどーも」
「もっと……揉ませて頂いてもよろしいでしょうか?」
「だめ」
撫子は3日間エサを抜かれた犬みたいな顔をした。
「そんな……!」
「あーもう! 好きなだけ揉め!」
「ありがとうございます……! ありがとうございます……!」
神の恵みを賜ったかのようにおっぱいをもむ撫子。
こいつ、アホだ……。
ムードのへったくれもありゃしない。
しばらくもみもみされていると、なんかムカついてきた。
もまれてる間することないし、特に気持ちがいいわけでもない。
いたずらしてやろっと。
「ふーっ」
「ひゃっ!?」
おっぱいに夢中になっている撫子の耳に息を吹きかけると、撫子はびくっと身震いして声を上げた。
耳、弱いんだぁ……!
噛んだり舐めたりしてあげたら、撫子は猫みたいに鳴いた。
「んにぃ……ひにゃあ……!」
「撫子耳よわすぎぃ~! ざぁこ♡ざぁこ♡」
「ち、ちが……っ」
「ちがくないよ? 撫子は耳でいたずらされただけで堕ちるざこなの。わかった?」
「ひゃ、ひゃい……!」
いい返事じゃん。
そろそろ、いいかな。
くたっととろけた撫子の、ひみつのつぼみに指を入れると、蜜で溢れていた。
指を入れて、くちゅくちゅとかき回す。
「ひうっ……! や……あ……っ!」
「あはっ……もうぐちょぐちょじゃ~ん!」
体をくねらせてよがる撫子。
もっとなでなでしてあげると、びくんびくんと嬉しそうに体がはねた。
「よしよ~し。いい子でちゅね~!」
「こえっ……でちゃう……っ」
「えー、いいんだよ? たっぷり鳴いちゃえ♡」
「で、でも……」
「ガマンなんてしなくていいの。撫子のかわいい声、ねむにだけ聞かせて?」
「は、はひぃ……っ! んあっ! あっ……くぅ!」
なでればなでるほど、撫子は乱れていく。
堕ちろ……もっと堕ちろ!
撫子の脳みそ、ねむで埋め尽くしてあげるからね!
「あっ……ひゃあああああああああんっ!」
指がいちばんよわいところを撫でると、撫子のつぼみが愛液の花を咲かせた。
びくびくと体を痙攣させて、ふしだらな声をあげる。
ねむはひそひそと撫子にささやく。
「ねえ撫子、きもちよかった……?」
「……もっと、くらひゃいっ……!」
「……あは♡ いいよ♡」
抱きつぶしてあげる♡
それから、たっぷりねっとり撫子をなでなでしてあげた。
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