第30話

「相変わらず綺麗な部屋だよね〜!」

「急いで掃除したからね。あ、音々はお風呂とか夕飯とか済ませてないものない?もう寝るだけ?」

「うん。そうだよ〜!寝よ〜?」

「うん。」


いつもこうして音々は私の家に来ると私の部屋で寝る。

一応音々の部屋もあるのに…まぁいいけど。



電気が消えて、カーテンから少し月明かりが漏れる部屋の中、私たちはベッドの中で眠りにつこうとしていた。



「ねぇ、梓〜。」

「ん?」

「俺はさ、梓以外と結婚とかする気ないかなぁ…。」

「…私のこと貰ってくれるのなんて音々くらいだよ。」

「世の男たちが見る目なくて助かるよ。ふふっ。」

「なに言ってんの…まったく。あ、ちょ。苦しい!」

「いいじゃん。久々会ったんだから抱きしめて寝たいのぉ。」

「もうっ…!」

「ふふ。可愛い可愛い梓。おやすみ。」

「お、おやすみ。音々。」



おでこに1つキスをされて私眠りについたのだった。

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