第5話

「こんにちは~!」


「お~マコちゃんも来てくれたんか!!ありがとうな~まぁ入り入り!」


「ありがと~ございますっ!」


「何ちーちゃん固まってん?入りや?」





あまりにいつもと変わらない様子の愁也。

そして、ニコニコ部屋に入ろうとするマコ。






私は、まるで足に根っこが生えたようにその場に立ち尽くしていた。






「……チヒロ~?ってアレ……?」






マコも、気づいたみたい。





“その人”の存在に。












「……クロメガネ……」





私は無意識にそう呟いていた。


『え!?』っと大きな声を上げるマコ。




「だって…あの人…」




困惑しているマコ。

私は、もう一度口を開いた。








「…タ、タツ、ヤ……?」

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