第肆話 無為色の鼓動

第肆話フォーステイク 無為色むいしき鼓動ビート


ゼフェア「正解だ…!」


デスレシア「なァッッ!ンよっしゃァァァァァァア!!!」


ゼフェア「第一の試練は完全突破パーフェクトゲームだな…。鼓動ビートに目覚めると同時に理解するとはなァ…。才能ってやつか?ちょい悔しいのゥ」


デスレシア「じゃあッ!約束通り燦黄金心臓鼓動エンバーカラーカディアックビート教えてくれるんですね!?」


ゼフェア「うんにゃ。燦黄金エンバーカラー鼓動ビート一点集中技!つまりは応用編なんだな。だから初心者の君には第一ステップ出力法アウトプットから教えよう」


デスレシア「なるほどォ。言われてみれば初手で射程攻撃レーザービームなんて教えるのはおかしいかもなァ」


ゼフェア「そして君が今日修練したるは無為色むいしき鼓動ビートッ!どの系統タイプにも属さぬいわゆる『基本技』!全ての始まりだけに鼓動ビートの要!覚えるのも大変なので頑張ってくれたまえよ」


デスレシア「がんばります!基本形ということは拳伝いに鼓動力ビートエネルギーを流し込むとかですか?それとも鼓動ビートで作った振動で物を破壊するとか?」


ゼフェア「そいつらは順に直撃の黄色心臓鼓動サルファイエローカディアックビート蒼き共震の心臓鼓動クエィクサファイアカディアックビートだな。後ほど教える」


デスレシア「じゃあ無為色むいしき鼓動ビートとはなんなんですか?」


ゼフェア「フフ…慌てなくても見せてやろう!刮目すべしッ!!無為色の鼓動ビートォ!!」


デスレシア「おぉぉッ!」


瞬間、ゼフェアの全身が光り始め、地下全体までもを明るく照らしつける。


ゼフェア「この松明灯ランタンの三つしかない薄暗い地下の光を吸収し増幅ッ!それによる身体の発光それに伴う振動のエネルギーッッ!!」


デスレシア「これが!無為色の鼓動ビートッ!!」


ゼフェア「ではない」


デスレシア「おろっ?」


ゼフェア「ここまではあくまでただの心臓の鼓動カディアックビートで出来ることよ。無為色の鼓動ビートはこれより始まるッ!!」


カッッッ!


一瞬、太陽の如き輝きを放つその体から目を離せば、デスレシアが次に見るのはとても奇妙なゼフェアの姿だった。

正確に言えば、見えなかった。


そう、姿を消したのだ。


ゼフェア「この世のもの全ては光の反射で見えているッ!なら光を操り反射率0%にすることで姿を隠すことも可能ッ!!音や匂いはそのままだがな」


デスレシア「おぉ!なるほど!これらの鼓動ビートの応用こそが『無為色』なのか!!」


ゼフェア「その通りイグザクトリー!さすがだな」


デスレシア「他に出来ることはあるのですか?」


ゼフェア「自身の体に触れる光を操れる範囲でならなんでも出来る。例えば空中に遠くの景色を反射して見る千里眼などな」


デスレシア「単純シンプル…それゆえ万能オールマイティ

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デスレシア 東西無駄無駄 @basekura8888

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