第40話

あからさまに表情が曇る私に対し、



「のぞみ?あっち行こ〜」



そう言って、私の腕を引き、目的地と真逆の方に歩き出すケイスケ。






「見ちゃったな〜(笑)」



「ハハ、、」





さっきとは違う、人影のない小さな公園。



「ヒロまさかあんなに手はえーとはな(笑)ま、あれ以上はさすがにねぇだろうけど」



「どうだろうね(笑)」



「ありそうけ?(笑)」



「分かんない」



ないと信じたいけど、あのヒロだもんなー、、。

あってもおかしくないよなー、、。


どんな流れであんな感じになったのかな。

やっぱ、この前私に突然言ったみたいにかな、、。


あー、、。考えれば考えるほどダメだ、、。








そんなことばかり考えていたら、、






「じゃぁ逆に俺らもしちゃう?」





「え」





は?何をおっしゃっているのこの人は、、。

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