第39話

「ごめんごめん、心配するようなこと言って」



「うん」



「つーか寒くね?そろそろ戻るか(笑)」



「寒い、、戻ろ」





ベンチから立ち、さっきヒロたちと別れた場所に向かう。





その途中、遠くにヒロとミナミちゃんを見つけた。



2人はこちらに気づいていない様子。







「あの2人何してんのかな?ちょっとこっから様子見てようぜ(笑)」



そう言って、面白そうにその場に立ち止まるケイスケ。





話している声こそ聞こえないものの、楽しそうにしているのは伝わる。



なんかこうやって見てるの、嫌だなぁ、、。

2人が楽しそうにただ話してるだけだとしても、辛い。

もう行こうよぉ〜。と思うけど、言えず、、。




もういっそ見ないようにしよう!と思うけど、気になってどうしてもちょこちょこ視線がそちらに行ってしまう、、。













え?、、





私の見間違いでなければ今、ヒロ、ミナミちゃんの胸触った??




いや、まさか。見間違いか、、。





とか思っていたら





「今さ、ヒロ胸触ったよな?(笑)」



目撃者はもう1人いた。

やっぱり触ってたのか、、。




「そうだね、、」





その後の2人は、また楽しそうに笑い合ってる。




どんな話してるのかな、、。

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