第37話

「そうです、、」




彼女はお洒落に巻かれたロングヘアで、露出度多めのワンピースに、かなり大人っぽい顔立ち。私より年上かな?私とは正反対のタイプ。





「私はミナミ!てか勘違いしないでね、私彼女じゃないから(笑)」



「え、そうなんですか?」





そうなんだ。でもヒロ彼女って言ってたような、、?





「そうそう。ただの友達!さっき丁度ばったり会って、お互い暇だったからそのまま遊んでるみたいな」




「へぇ〜。てっきり彼女かと思ってました(笑)」



「よく言われる(笑)私男友達多いからさぁ」






そんなことを話していたら、男たちの話がひと段落ついたみたいで、こちらに戻ってきた。







「ごめん、話長くなって」


ヒロが軽く私に謝る。




「ごめんな〜、つーかさぁ、俺のぞみとちょっと話したいんだけど」



「え」



そんなこと言われても私話すことないよ、、。






「こいつ貸すからのぞみ貸して!」


そうヒロに言うタクミ。



「彼女交換っすか(笑)」



「まぁそいつ彼女じゃねぇんだけどな(笑)とりあえずちょっと1時間ぐらい借りるわ」



「ちゃんと返してくださいよ!あ、変なことすんのダメっスからね」



「たぶんな!(笑)」





そう言ってケイスケに手を引かれ、連れて行かれる。




ねぇ、なにこの展開。意味わかんないんだけど、、。


ケイスケと2人きりになるのも気まずいし、ヒロがミナミちゃんと2人きりになるのも嫌だ、、。

しかもあのヒロのことだから、露出度高い服を着ているミナミちゃんと一緒にいて、何か起こらないか心配。

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