第101話
「さすがシバ社長。やっぱ悪魔だな」
「おい、聞こえてるぞ」
小声で呟いた独り言のはずだったのだが、不幸にも本人には聞こえていたようだ。
「あの時の社長はあんなに優しかったのに、夢だったのかしら?」
「お前ッ イチイチ掘り返すなッ」
先日のイトカの家出でお互いの愛を確かめ合ったとは言え、それが日常に反映するとは限らず相も変わらない言い争いは続いていた。
「あのー。痴話喧嘩を会社に持ち込まないでください。それにシバ社長。この後のスケジュールが立て込んでいてそんな事している場合じゃないですよ」
誰よりも1番冷めているのは、他ならぬ鮫島だ。少々うんざりしながらも、2人の良き仲介役…のはず。
そして金我はと言うと―――
”社長夫人に近付くな”との上層部からは監視の目が厳しく光り、女性達の訴えで何かと処分も下り金我は消えるように大人しくなった。
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