第59話

次の日のクリスマス、



生徒会のメンバーとクリスマスパーティーをすることになったのだが…



パーティー中、俺はソファーの上から動かなかった。



いや、動けなかった。





パーティー中に何度も暁が俺の所に近寄ってくる。



「颯斗、腰大丈夫…?」



みんなに聞こえないように小さい声で話す。



「大丈夫…動けないけど」



「…うぅ…ごめんね…」



俺の胸に抱きつく暁。



「別にいいって、あ、俺、喉乾いたなー」



「俺、取ってくる!!」



抱きついていた暁が勢いよく離れて、走っていった。



あー、おもしろい


腰が痛いのなんて、暁のせいじゃないのに…


同意のうえだし…



でも、暁のこういう所…結構、好きなんだよね…



自分でも頬が緩んでいるのがわかる。



「なーに、ニヤニヤしてんのー?」



ソファーの上で暁の後ろ姿を見ていた俺に、原野が言った。

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